株式投資の指標③ 【ROE・ROA】

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今回はROE(自己資本利益率)とROA(総資産利益率)を記載させていただきたいと思います。

前回と前々回にお話ししたPERとPBRは株価に対しての収益はどうなのか。(PER)

純資産はどうなのか(PBR)。を示す指標でした。

今回、お話させていただくROEは自己資本に対して利益がどのくらいなのか。(純利益÷自己資本)ROAは、総資産に対して利益がどのくらいなのか。(純利益÷総資産)を示す指標です。

≪ROE≫

例えば、A企業が税金等を支払った後の純利益が5億円で、自己資本(株主資本)が100億円だとします。ROEは5%となります。(5億円÷100億円)

別のB企業が純利益はA企業と同じ5億円ですが、自己資本が50億円だとします。ROEは10%となります。(5億円÷50億円)

この場合、どちらも純利益は5億円ですが、効率よく稼げているのは、B企業となります。

ROEは、業種等によって異なりますが、一般に5%以上が優良とされています。

≪ROA≫

ROAの計算方法は、前述のROEの自己資本を総資産に置き換えただけですが、内容が違うので注意が必要です。

前述のA企業(純利益は5億円)の総資産が200億円だとします。ROAは2.5%となります。

≪ROEとROA≫

ROEとROAの違いは当たり前ですが、自己資本と総資産の違いです。要するに負債を考慮したものが、ROAとなります。(総資産−自己資本=負債)

したがって、負債が大きくなればROAは下がり、小さくなればROAは上がります。また、ROEも同様に自己資本が大きくなれば、ROEは下がり、自己資本を小さくすれば、ROEは上がります。

ここで企業は一般にROEを上げたいと考えます。

そして、投資家も一般にROEを重視する傾向が強いと思われます。

企業は、ROAよりもROEは大きくしたいと考える傾向があるようです。(偏見かもしれません。)

企業は、自己資本を減らして、ROEを大きくしたいので、内部留保が大きい企業は、株主還元の名目のもと自社株買いや配当で自己資本を減らすことがあります。(一概に悪いことではありません。ただ、内部留保を再投資に回していないということは考える必要があるかもしれません。)

そのため、われわれ投資家は、ROEだけではなく、負債を考慮したROAもチェックする必要があります。ROAがROEと比べて極端に低ければ、負債が大きいことがわかります。この場合、自己資本比率が低くなります。

※ROAや自己資本比率が低くてもその企業や業界の将来性から、株価が上昇することも多々あります。

トレンドの半導体関連株については、企業の設備投資が大きくその傾向があります。私も比較的安い株価の時にある半導体関連株の購入を検討しましたが、ROAや自己資本比率からレバレッジをかけすぎていると思い見送った経緯があります。その企業の株は現在数倍になっています。(あの時買っておけば・・・涙)

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